第二章 論理的な反論の仕方

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●論理的思考―帰納法(きのうほう)とは? 意味と具体例

帰納法とは、いくつかの事例から結論を推測する方法です。

(例) 犬Aは死んだ。犬Bは死んだ。犬Cは死んだ。したがって、犬Dも死ぬだろう。

帰納法とは演繹法のように厳密に前提を追っていく方法とは違い、仮説を立てて、それを検証して、実際に観測された複数の実例をもとに結論を導く方法です。帰納法はデータの量が多いほど確度が上がります。

たとえば、はじめに「犬は死ぬ」という仮説を立てます、次に本当に犬が死ぬかどうかを検証します。たくさんの犬を観察して、犬Aも犬Bも犬Cも死んだという実例(データ)を採取します。その結果として、「すべての犬は死ぬ」という一般化された結論を得ます。

実例の数は100よりも1000、1000よりも1万と、多ければ多いほど結論は強固になります。ただし一匹でも不老不死の犬という例外がいる場合、「すべての犬は死ぬ」という結論は否定され、代わりに「ほとんどの犬は死ぬ」というある程度確かな結論が残されます。

帰納法についてはこちらのサイト(Wikipedia)でも解説されています。

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論理的な反論の仕方についてさらに深く学習したい方には、小野田博一氏の『論理的に話す方法』をお薦めします。論理の欠陥を見つける手法が、やさしい文章で詳しく解説されています。

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