第二章 論理的な反論の仕方

一. 議論の相手を愚弄するべからず。
一.いかなる情報であれ批判的な視点より分析すべし。
一.己の誤りは素直に認めるべし。
一.選挙へは必ず行くべし。

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目次
●はじめに 【クリティカル・シンキング(批判的思考)とは】
■反論のための基礎知識。
●前提と結論のつながり 【演繹法(えんえきほう)】
●前提と結論のつながり 【帰納法(きのうほう)】
●前提と結論のつながり 【逆と裏と対偶】
●前提と結論のつながり 【必要条件と十分条件】
●前提と結論のつながり 【論理の欠陥あれこれ】
●前提と結論のつながり 【隠れた前提には5つの種類がある】
●前提と結論のつながり 【隠れた前提の一種 「言葉の定義」】
■質問と反論の仕方。
●反論の原則 【前提(根拠)を攻撃せよ】
●質問と反論の技術 【個々の前提に反論せよ】
●質問の技術 【「なぜ?」の習慣 批判的思考】
●質問の技術 【抽象的な意見を具体化させてあげる】
■間違った反論の仕方。
●反論の禁じ手 【論点に沿った反論をせよ (論点のすり替え)】
●反論の禁じ手 【相手の主張を歪めてはならない (ダミー論証)】
■精神論。
●精神論 【結論に賛成だと批判的思考力が麻痺する (論理飛躍)】
●精神論 【本当にこの説明で相手が理解できるだろうか?】
●精神論 【自分の間違いは認めたくない (認知的不協和)】
●精神論 【意見と人格は切り離して考えよう】
●精神論 【相手の感情に配慮しよう】
■練習法。
●練習法 【クリティカル・シンキングの訓練法】

●はじめに 【クリティカル・シンキング(批判的思考)とは】

クリティカル・シンキングとは、あらゆる情報に対して批判的な思考を働かせて分析する習慣のことを指します。逆に、あらゆる情報を無批判に受け入れているならば、クリティカル・シンキングが欠如した状態であるといえます。

クリティカル・シンキングとは、情報や他人の結論を「ただ否定する」だけの発言を指すのではありません。結論を支える根拠に対して、「本当にそうなのだろうか?」と疑問を投げかけ、最終的には自分の頭で判断する習慣のことをいいます。

本章では、クリティカル・シンキングを習得するために必要な論理の基礎知識を学び、それを反論の技術に発展させていきます。本章は予備知識を持たない方を対象に書いておりますが、もしそれでも難しいと感じたら先に第一章を読まれると解りやすいでしょう。

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論理的な反論の仕方についてさらに深く学習したい方には、小野田博一氏の『論理的に話す方法』をお薦めします。論理の欠陥を見つける手法が、やさしい文章で詳しく解説されています。

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